先輩風を吹かせながら逆ナンしちゃいました

これは私が大学生だった時の話です。当時大学2年生だった私は、高校時代から付き合ってったカレシと別れてしまい、一人寂しく過ごしていた時期でした。

季節は秋で、もうすぐ冬が来てしまいます。冬と言えばイベント盛り沢山の季節。一方で恋人がいない人間にとっては拷問のような季節……。私は、何としてもカレシをゲットするんだと、友人に男の子を紹介してもらってはデートを繰り返していました。

しかしこの前別れたカレシを忘れることができず、結局1~2回会っては連絡を取らなくなるということに。

そんな風に過ごしていたある日、大学内を歩いていたら高校時代の後輩の男の子が一人で歩いていたんです。

私はその子が同じ大学にいたとは知らなかったので思わず声をかけました。すると、後輩は驚きながらもニッコリと笑って応じてくれたのです。

その笑顔に私の母性本能がキュンキュンしてしまいました。ぶっちゃけ、後輩はどちらかと言えばブサメンで背も私と同じくらいなのにです。

そこで私は「ちょっとさ、今暇?」と平静を装って聞いてみました。

すると後輩は「え~、今っすか?まぁ別に……」と言ってきたのです。

私は内心イラッとしながら「暇なんだろうが!ボケ!」と思ったのですが、ここで怒ったら後輩は怖がってしまいます。私はなおも平静を装いながら、後輩を駅前のファストフードに連れて行きました。

「何でも好きなの頼みなよ」と私が促すと、後輩は「え~、何にしようかな」と物色し始めました。その姿もまた可愛く、自分の中でも「おいおい」とツッコミを入れていたほどです。

こうしてファストフード店の中で数時間過ごしたのですが、意外とフィーリングが合うことに気が付きました。私は、これはありかもと思ったので連絡先を聞き出すとあっさりOK。翌日にも会うことになりました。

実はその日の会話であることが判明していました。それは後輩が童貞であるということです。私自身、童貞とHをしたことが無く、一度経験してみたい思いがあったので格好の獲物を見つけた思いでした。

こうして翌日になり後輩と会うと、私はそのままホテル街へと向かいました。後輩はドギマギしながらも私に付いていき、再開してから2日目にしてHをしちゃいました。

笑ってしまったのが、後輩にコンドームを付けようとあそこに触れた瞬間、突然イッてしまったことです。

「初めてなんですみません!」と平謝りする後輩を見て、私の心もキュンキュンしっぱなしです。結局あの日は3回もイカせちゃいました。

こうして付き合うことになった私たち、その年のクリスマスは何とか無事に乗り切りました。

実はあれから4年経った今でも私たちは付き合っています。

先輩風を吹かせつつの逆ナンでしたが、あの時に声をかけて本当に良かったと思っています。

2017年3月28日みんなのナンパ待ち体験談


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