長岡まつり大花火大会で逆ナンパ?

私がまだ若かった頃の話です。季節は夏で、隣の市で大規模な花火大会があった日の事です。

私は女友達3人と一緒に浴衣を来て出かけました。

花火はとてもきれいでしたが、人が多くて、花火の揚がる場所の近くまで行くと身動きが取れなくなりました。

その時に、一緒にいた友達の1人がすぐ隣にいた男性にうっかりぶつかってしまったらしくて、謝りついでに話をしたんだそうです。

あちらも4人組で花火を見に来ていて、ちょうどお互い人数も同じなら一緒に花火を見ようという事になりました。

どうしようと思いましたが、たまにはいいかと思って私も承諾しました。

花火が上がると本当にきれいで、その上花火の揚がる所から大分近くまで行けたので、花火はほぼ真上で大きく見えました。

あんまりにも近くて大きいので怖いと思っていたら、さっきの男性のうちの1人が私を抱き寄せてくれました。

顔は十人並でしたが、その人は結構がっしりしていて、大きな胸板に抱かれて花火を見るのはどきどきしつつも心地よかったです。

花火が終わると、それぞれ別行動になりました。私はさっき私を抱き寄せてくれた男性と一緒になりました。

花火の終わった後の夜道を2人で歩いていると、彼は「会ったばかりだから話すことが思い浮かばない」と困った顔をしていました。

私はその正直さがいいなと思って、「せっかくだから一緒にお酒を飲みたい」とせがみました。

駅の方まで行って、駅近くの居酒屋に2人で入りました。

彼は「もっとおしゃれな店がいいんだろうけど、自分はそういう所に縁がないから分からない」と申し訳なさそうだったので、私は「こういう所の方が肩ひじ張ることもなくていいよ」と答えました。

彼は少し安心したような顔をしたので、私も安心して飲みました。

彼は酔うと饒舌になり、色んなことを話してくれました。

そもそも彼らは花火大会でナンパをしようと思っていたそうです。

そこにちょうど私の友人がいたので、こいつらでいいかということになったんだそうです。

彼は「悪いと分かってるけど、時々無性にいろんな女の子と一夜を過ごしたくなる」と言っていました。

私も、たまにはそういうのもありかと思い「私もあなたと一夜を共にしてみたい」と酔った振りして言ってみました。

そうしたら彼は「ほんとにいいの?一夜限りのセックスって嫌じゃないの?」と聞いてきたので、「あなたみたいないい体の人となら、一夜だけでも抱かれてみたい」と言ったら「なら一緒にホテルに行ってくれ!」と私の手を握って言いました。

あまりに大きな声だったので、周囲が一斉に注目してきて恥ずかしかったのですが、OKしました。

ホテルに着くと、彼は私の浴衣をどう脱がせたらいいのか迷っていました。

だから、私は自分で浴衣を脱いで、彼の前に裸体を晒しました。彼はびっくりしていましたが、すぐに抱きついてキスを求めてきました。

それからベッドに倒れ込むように横になって、貪欲にお互いを求め合いました。

彼の裸体はやっぱりすごく筋肉質で、こんなたくましい体に抱いてもらえるならと私は彼を何度も求めました。

彼も夢中になって私の中に入ってきました。

お互いに満足するまでよくなると、彼は「気持ちよかった。抱かせてくれてありがとう」とはにかんだような笑みを見せてくれました。

その後朝になって彼と別れました。

一応連絡先は交換しましたが、当時はお互いまだ家の電話だったので、付き合ってもないのにセックスした人との連絡というのがどうにも気まずくて、連絡を取ることはありませんでした。

若い頃の一夜限りの思い出です。

2017年3月28日みんなのナンパ待ち体験談


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